積もっていた雪も溶け、待っていた春がやって来ましたね。
私は、家でお風呂に入れなくなった方々の
お手伝いをしている訪問入浴の看護師です。
今回は、訪問入浴って何?どんな感じにお風呂に入っているの?と
イメージがつかない人達へ簡単なご紹介をしたいと思います。
私達は、3人1組のチームでお伺いします。
メンバーは、看護師1人、介護福祉士2人です。
訪問入浴車の中です。
湯沸かし器、500リットル給水できるタンクも搭載。
タンクには、はくじゅ敷地内から出ている温泉水を給水。
ご自宅で温泉に入ることができるんです!!


この浴槽を膨らましてお風呂に入ります。
そして、寝た状態で入れ込みます。

すごいですよね!
私は、初めて見た時、病院内では見たことがない。
こんなお風呂があるんだ。
これだとベッドで寝ている人も移動なく湯船に入れるんだ!すごい!と思いました。
浴槽にブロアーで空気を入れ込み、浴槽が完成です。

湯沸かし器で沸かした温泉水を浴槽内に入れていきます。
溜まったお湯はホースから排水します。

浴槽の排気蓋を開け空気を抜き、浴槽を抜き取ります。

体を拭き、着替え、後始末を訪問入浴終了です。
簡単ですが、このような流れでお風呂のお手伝いを行っています。
はくじゅ訪問入浴は、温泉水でベッド上からの移動なくお風呂に入ることが可能です。
もうお風呂に入れないと思っている方々がいらっしゃるのであれば、
このようなサービスを利用し
住み慣れた家でまたお風呂に入れる喜びを感じて欲しいと思います。
そのお手伝いができればいいなぁと思っています。
春が来たと言っても、まだまだ寒い日は続きますが、
風邪をひかないようにして下さいね。